-KENKOUDO-
検査の数値には表れませんが、ご本人様の症状の訴えの原因を知る手掛かりとなるのが 漢方医学の舌診法です。 舌はよく内臓の鏡と言われています。つまり舌と五臓六腑が、 神経や血管と密接につながっており、舌の形・色・苔の状態を読み取ることにより、 五臓六腑の"生きた状態を読み取ることが出来る"のです。 各種検査では異常ナシと診断はされたものの ご本人は様々な不快な症状を感じておられる事があります。 又、舌や口内に違和感がある方も、舌や口内に直接の原因がある場合は少なく、 多くは五臓六腑のバランスの乱れが原因である事が多いようです。
舌状に現れる変化は相関する臓器の乱れを知る手がかりになります。
バランスを崩している部分が正常な状態に比べて、 冷えているか or 熱をもっているのか判断します。 青舌はもっとも冷えを表します。反対に真紅舌はもっとも赤みが強く、熱をもっていると言えます。
薄く痩せている舌は血液の不足、栄養・津液の不足を意味します。 大舌はむくみやすく、疲れやすいという身体の状態を表しています。
体内に発生してしまった不要な物質が熱性であるか、 寒性であるか判断します。
以上、ごく簡単ではありますが、舌診の全体像を大まかに説明いたしました。 舌診のみでも受付致しますので、お気軽にご来店くださいませ。