-KENKOUDO-
アトピー性皮膚炎について
今、日本にはアトピーの患者さんが50万人以上とも言われ、中にはかゆみで夜も眠れなく苦しんでいる方も多く、日常生活に支障のある重症化した方も多くおられます。ステロイドで安定している患者さんもおられますが、年々ひどくなっている方やなかなか思うように改善せずステロイドを長期間使用したり止めたりをくり返している方もいます。そんな人は根本的に体質改善に漢方治療の取り入れをおすすめいたします。あきらめないでご相談下さい。きっとお役に立てますよ!
アトピーの生活上の注意点です。参考にして下さいね。
ストレス
ストレスは体内で熱に変化いたします。 身体内部、及び身体表面が乾燥しているタイプの方は体表部、体内に「虚熱」が発生しやすく、 ストレスの熱と「虚熱」が合わせると皮膚疾患が悪化しやすくなります。ストレスを感じない生活を心がけましょう。入浴
身体はゴシゴシとタオルでこするのではなく、よく石鹸を泡立ててやさしく皮膚を洗って下さい。入浴剤
冬の寒い時期は、よく温まるタイプの入浴剤を使用されている方もいらっしゃると思います。温まるタイプの入浴剤のなかには皮膚の乾燥を強くするタイプがございますので注意が必要です。食事
最近世間では和食を食べる機会が減ってきています。 中国医学的に考えて、アトピーの発祥の因子は先天性虚弱や、ストレス、暴飲暴食(油物の摂食過多や、飲みすぎ、食べすぎなど)とあります。 日本人は日本人であって、昔から口にしてきた和食が身体に合い、大変重要であるのです。そして特に注意してほしいのは朝の食事が食パンや菓子パンの方です。パンにはマーガリンが使用されているものが多く、マーガリンを製造する時にトランス脂肪酸類が用いられます。このトランス脂肪酸は世界的に各種疾患を発生させる原因の一つとして認定されています。パンやスナック菓子には注意が必要です。また、体温より低い食品・飲料を摂取している方を多くみかけます。体温より低い飲食を繰り返すと低体温をまねき、免疫力を低下させます。体温より低い飲食に注意してパン食を少なくすれば改善が早くなる方が多いようです。月経
生理中に一番ご注意いただきたい事、それは「冷え」です。 中医学では生理中に受けた冷えは身体の奥深くに「冷え」が入り込み、身体のバランスを崩します。 生理中に深く入ってしまったこの「冷え」は単に温めて改善できるものではなくなります。 アトピーのみならず、皮膚病や肌荒れで何をやっても良くならない皮膚疾患の大きな原因となっております。生理中は薄着をせず、体温より温度の低い飲食には注意してください。基本的に悪化している時は、使用する漢方薬の量、種類も多く必要になり料金もかかりますが、段階に沿って徐々に減ってまいります。当店では、3つの期間に分けて対応しております。参考にして下さい。
劇症期
不安定期
安定期